過去数万名の顧客データ(エクセル)はあるものの、有効に使えていませんでした。
一昨年までは、ホームページフォームからメール着信した予約データを予約台帳(エクセル)にスタッフが手入力していました。このエクセルデータを分析してDM送信することもできたのですが、ほぼ手付かず状態のままでした。少なからずのリピーターがいたこともあり、顧客データを軽視したまま新規集客に励んでいました。
しかし、昨春から導入したOKABANは、ゲストやOTA(オンライントラベルエージェンシー、旅行サイト)が入力したデータがそのまま利用でき、ほぼ自動的に顧客データが生成され、予約台帳へと反映されたので、手一杯だったスタッフにも余裕が出てきたので、今春からリピーター集客を進めたいと思います。
リピーター集客のために、OKABANの集計分析機能を使います。あたかも絵本を眺めるように円グラフで流入経路が分かり、ターゲット毎のゲストも多彩なキーワード複合検索で一覧表示され、DM配信機能を使えば、そのままDMを作成してメール配信することができます。
例えば、子連れでシュノーケリングを楽しんだ家族にスキンダイビングを勧めたり、ビーチエントリーだったゲストにボートエントリーを勧めたり、サンゴビーチだったゲストにウミガメビーチを勧めたり、体験ダイビングだったゲストにOWスクールを勧めたりと、多彩できめ細かいDM配信が可能になります。
今春からOKABANで攻め、リピーターを増やしたいと思います。
昨年のOKABAN顧客データに、過去の顧客データ(エクセル)をインポートし、今春から本格的にリピーター対策を開始します。
実は、月額9,800円のベーシック機能では、集計分析やDM配信は使えません。そこで、まずは、集計分析機能のみをオプションで追加し、DM配信準備をします。具体的には、ターゲット別の配信名簿を作成します。そして、必要に応じて「着地ページ作成」を依頼します。適切な既存ページがあれば、TOPバナー変更やリンクボタン追加などでも着地ページになり得ます。次に、DM配信機能をオプション追加すれば、ターゲット別にDM配信し、ターゲット別の着地ページへと導き、OKABANで予約回収することができます。
幸いにも、OKABANは月額サブスクなので、月毎に必要なオプションを追加できます。つまり、月額9,800円のベーシック契約プラスアルファのコストになります。この程度のコストであれば、予約業務の省力化だけでも元が取れます。
OKABAN集計分析機能を活用すれば、効率的な広告計画や予算配分ができそうです。
リピーターやリピーターの紹介客だけでの安定経営は理想です。しかし、現実的には、新規顧客の集客なくしての持続経営は困難です。
そこで、リピータ集客だけではなく、GoogleやMetaで有料広告を出稿する際にも、どのターゲットに、どのようなアクティビティで、どれだけの予算をかけるかなど、効率的な広告計画や予算配分にOKABANの集計分析機能は活用できます。
さらに、有料広告の成果を分析する時にも、OKABANの集計分析機能は役立ちます。予算をかけて広告しても、ゲストがOTA予約に流れれば、自社ホームページは閲覧されるだけで、広告費とOTA手数料との二重コストともなりかねません。
とは言うものの、OTAとの契約上、自社ホームページでの割引をし難いのが実情でもあります。そうなると、ポイントや特典のあるOTAが求心力を発揮することになります。この悩ましい問題も、OKABANを活用して解決する予定です。
OKABANを利用してデータを活かせば集客に結びつけることができます
ショップの経営者の方々であれば、皆さんどこかで「データは大事」だと思っています。ただし、そのデータを活かせているかどうかはまた別の話になります。
OKABANを利用すれば予約や顧客の情報から自動的にデータが作成され、どのような層、期間、地域に集客をかければ良いのかが分かりやすく可視化されています。メールアドレスをお客様から聞いていればキャンペーン情報をメール機能で流すこともできます。
データを効率的に利用し、ショップのホームページにお客様がきて、OKABANで予約をし、ツアー後にOKABANでアプローチをかけるサイクルができれば、どのショップさんでも集客が十分期待できるかと思います。